祝!日向さん 第154回(令2-2/23)日商簿記2級 合格体験記

  • 2020.03.25 Wednesday
  • 23:56

お名前:日向さん

受験級:簿記2級

合格回:第154回

受験回数:3回

 

ー験動機
 「日商簿記検定3級」は父に勧められました。
 当時(13歳)の僕は妙なところに知的好奇心が働き、自分がまったく知らないし、自分にとって知る必要性もないような専門書を図書館で読むことにハマっていました。その流れで、父に勧められる前からもなにか専門分野の勉強をしてみたいなと思っていました。僕は父に対して特別素直なほうではありませんが、以上のような経緯により、好奇心から二つ返事で始めることにしました。
 そしていざ簿記3級を勉強すると、1回の受験ですんなり合格したので、「これはいける!」と思い、勢いから2級も受験することにしました。
 2級は親に勧められたわけではありません。純粋に自分の好奇心から受けました。

 

∧拔方法
 いざ問題集を開き、筆記用具を持ってみると、答えが分からない! テキストで確認しても、解説を読んでも、その説明文は本当にただの説明でしかなく、まったく頭に入ってこない! 僕にはただ必死に解こうとする気力もないし、その問題を飛ばして別の範囲を解くほどの柔軟性もないのです。飛ばそうと思っても「けどこの範囲も出るかもしれないしなあ」などと思ってしまい、何分かぼんやり時間が経過し、やがて、ちょっと休んだほうがいいんじゃないかと思えてきて、その結果僕は多くの試験勉強の時間を、妄想・ネット・読書・いたずら書き・独り言などで過ごすこととなりました。一日でもそんな日があったら、その次の日だって鉛筆が重たい! そして、そういうことが続くと、本当に全く理解できない問題に出会っても、「これは完全に自分の努力不足のせいだしな」などと半ば諦めてしまうのです。諦めが慢性化すると、「やっぱ僕は数字に弱いなあ」と納得するようになります。


 努力に結果は直結します。僕は何度も落ちました。2級受験の主な理由が、「いけそうだから」ですので、落ちたってどうかなるわけじゃあるまいし、などと言い訳し始めます。問題集も穴だらけで、受験しなかった回さえあったくらいです。そのような状況なので、「受験料の無駄」ではないかという家庭の圧力も感じ、良い状態ではありませんでした。154回目にいたって、さすがにこれ以上この状態を継続したらまずいと反省し、やっと2級テキストを見据えました。ただ、遮二無二解こうと思っても、まず実行できないのは他の回での経験や僕の性格から明らかですので、対策を考えました。結果的に成功したのは、学習の統計を取ることです。具体的には、
1.問題の解いた数を日々記帳する
2.1週間の合計を7で割って週平均解答数、1ヶ月の合計を当月日数で割って月平均解答数を出す
3.それらを線グラフ化する
4.日ごとの目標数値を設定し、上記2つの平均線が両方とも目標値に達成することを目指す
 これら4つのことをしました。目標数値は、現在の努力よりも少しがんばらないと厳しい、くらいのものです。毎日目標数値に達成することを初めは目標としていましたが、遊びに行ったり用事があったり風邪を引いたりなんだかんだで無理なので、平均線に注目したことがうまくいきました。確かに初めてから1ヶ月くらいはあまり状況が変わりませんでしたが、しばらくすると上がり下がりに感情移入をするようになり、「がんばったけど下がっちゃったな」と思ったり、「順調に上がっとりますな」とつぶやいてみたり、以前よりも鉛筆を持つのが楽になってきたし、特に工業簿記はパズル感覚で解けるようになりました。
 154回対策期間には、問題集は数問をのぞきほぼ全部解き、それから20何問かは2、3回復習し、工業簿記の過去問(第4問、第5問)は全て解きましたが、商業簿記の過去問(第1問、第2問、第3問)はほとんど解いていない状態だったので、そこが気がかりでした。今年に入ってからの対策期間には過去問を通して解いたことはなかったです。
 それから大量の略字を用いました。よくある「買掛金」を「かか」とする、といった程度ではなく、そのような略も用いながらも、ひらがなや漢字そのものを崩しまくって、たとえば「製造間接費」をもともと「間」と略していましたが、それでも書くのがめんどうので草書体で書くようにしました。他にも「口」は「〇」、「品」は「〇〇〇」、といった感じです。ただ、これは単なる効率化というよりも遊びの要素が強いですね。

 

受験期間中の決意
 僕の将来の夢は小説家なので、毎日作品を数時間かけて書いているのですが、試験直前の1、2ヶ月間、その時間を30分〜1時間に短縮して簿記の勉強をしたことが、決意表明です。

 

せ邯核榿崋其
 第1問仕訳問題から始めましたが、見慣れない処理のものが多かったので途中でやめ、工業簿記を見ました。第4問は個別原価計算、第5問は実際総合原価計算。両方とも「これは、いける! 今回は受かるかも!」とそれを見ただけで思ってしまうくらい得意な分野です。というわけで安心して解き始めたのですが、第4問問3(製造間接費の配賦差異に関する問題)だけが解けず、「こんなときに限ってなんで解けないんだ」と焦ってしました。工業簿記は満点を取ろうと思ったのに、という思いと、得意な分野なのに穴が出るなんて、どっかを読み飛ばしているに違いない、という思いもあり、落ちた経験が蘇り、冷や汗が出てきたり、このまま今回も落ちたら受験料を払ってもらっているのに親に見せる顔がないと思ったりもして、考えれば考えるほど焦りました。あとで確認すると固定予算のところを変動予算と考えていたようで、冷静に解けばできた問題でした。試験に焦りは禁物です。
 その後、第1問、第2問、第3問と商業簿記を解答していきました。第1問は上述の通り慣れない問題が多かったですが、一応すべて解答し切りました。一方、第2問と第3問はともに簡単な印象で、問題なくすらすら解けました。なので、分からなかったところは結局、第4問問3だけでした。ただ、第3問(損益計算書)最後の当期純利益が一桁がゼロでないめちゃくちゃな数字だったのが気になりました。
 しかし、すらすら解けたわりには見直しの時間は15分ほどしかなかったです。あまり過去問を通して解いていなかったことが災いしました。
 見直しの期間中、第4問問3が非常に気がかりでした。商業簿記での進みがあんまり順調だったのでやっぱり受かるんじゃないかと思って安心したり、やっぱりダメなんじゃないかと心配したりを繰り返しながら問題文を読んでいました。

 

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 モチベーションの低さがすべての元凶でした。とはいえ、始めた理由が理由なので、モチベーションが低かったのは仕方ないと思います。もっと早く線グラフ制を導入していれば早く受かったのだろうなと思い悔やまれます。

 

Δ海譴ら受験される方へのアドバイス
 自分にとっての「がんばりすぎ」が簿記検定受験生として全国標準だったんだろうと思います。何事においても、がんばっている自分に陶酔しない方がよいです。ほめられた瞬間に頭の中で自分を罵倒して相殺するといいかもしれません(やったことないけど)。

 

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 遅ればせながら最後に、住吉先生、篤くご教授いただきありがとうございました。先生の授業は非常に分かりやすかったです。

 

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日向さん、貴重な体験記ありがとうございます。

 

いいか覚えておけ!

「若くしてどんなに立派な資格を取っても、他者を思いやる優しい心を持ち続けなければ、生きる資格がない。」

日向さんは、十分他人に優しさを与えられる人になると思います。

合格おめでとうございます。心よりお祝い申しあげます。

 

 

山梨新報様 http://y-shinpou.co.jp

 

 

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