T木さん 第138回(26-11/16)日商簿記2級 合格

  • 2014.12.13 Saturday
  • 14:21
T木さん

受験級 2級
合格回 138回(26-11/16)
全国合格率 26.4%
受験回数 1回

1.受験動機
一般事務から経理事務への転職を目指していましたが、経理職は商簿記2級を取得していないと求人応募することも難しく・・・
まずは日商簿記2級取得が急務だと思い、受験を決意しました。

2.勉強方法
【講義の受け方】
2級講座を受ける前の私の簿記レベルですが、8年ほど前に3級の勉強を一通り終わらせてはいましたが、それから簿記に触れることはなく、もちろん資格も持っていませんでした。
それでも「なんとかなるだろう!」と安易な気持ちで2級講座を受けることにしました。

講義の前半は学校に通っていましたが、マイペースな私には家でのんびりビデオを見る方が向いているなと思い、講義の後半からはビデオ学習に切り替えました。(途中、のんびりし過ぎて見ていないビデオが溜まっていくという危機に陥りましたが)

ビデオ学習ですと、わからない箇所があった場合にビデオを止めて、自分の納得いくまで考えられる点が良かったと思います。
特に私は3級レベルの内容すら理解できないことが多かったので、3級のテキストを引っ張りだして確認することも多々ありました。

【学習の進行記録】
7月〜9月:商業簿記の講座受講のみ
10月前半:工業簿記の講座受講+商業簿記の自己学習(1日2時間ほど)
10月後半:工業簿記の講座受講のみ
11月第1週:工業簿記の自己学習(1日2時間ほど)
11月第2週〜3週:過去問(平日3時間、休日8時間ほど)

【商業簿記】
私は商業簿記の講座の期間は、授業以外でテキストに触れることはありませんでした。
自己学習を始めたのは10月に入ってからです。

学習の流れとしては…
仕訳を一からやり直す
問題集(1回転のみ)
過去問(解けない問題は解けるまで繰り返す)※ただし捨て問題は諦める

10月前半の2週間で仕訳復習〜過去問を何問か解くまでに至ったのですが、その後は自己学習の時間が取れなくなり、本格的に過去問に取り組んだのは11月に入ってからの10日間くらいです。

【工業簿記】
工業簿記は「講義を受ける→問題集を解く」を繰り返すべきなのですが、私は問題集を解くことを怠けてしまい、講義が全て終わった後で問題集を一気に解きました。

問題集で解けなかった箇所をやり直した後は、過去問に取り組みました。
商業簿記は、問題によっては解くのを諦めた方が良い問題(繰越利益剰余金など)がありましたが、工業簿記はそういった問題はなかったので、過去問は全て解けるように仕上げました。

3.受験中の決意
最初:「絶対合格するぞ!」
中盤:「間に合わなかったら次回合格でもいっか。。」
終盤:「こんなに勉強するのはもうイヤ(泣)勉強から解放される為に1回で受かってやる!!」

4.試験本番実況
今回の試験は、第2問:特殊仕訳帳・第3問:精算表の予想でした。
なので「特殊仕訳帳♪精算表♪」と心の中で繰り返していました。

試験開始時刻が迫るにつれて、ものすごく緊張してきました。
ペンを持つ手は震え、昨日まで解けていた仕訳のやり方がわからなくなりました。
周りにいる人達がめちゃくちゃ賢く見え、パニック状態に陥りました。

とどめは答案用紙です。

特殊仕訳帳どころか、第2問は今まで見たこともない答案形式でした。
「お、終わった…」と心の中でつぶやきました。

試験が始まり、第1問:仕訳→第4問工業簿記→第5問工業簿記と解いていきました。
すると、なんということでしょう!!
今まで解いた過去問に比べ、すごく簡単だったのです。
このおかげで平常心を取り戻すことができました。

初見の第2問は後回しにしようと思い、先に第3問に取り掛かりました。
すると、なんということでしょう!!本当のトラップはここにあったのです。

「第2問が伝票・仕訳帳以外の場合は第3問が易しい」というセオリーは崩れ去りました。
今まで解いた第3問の中で、最も難しい問題だったのです。もはや問題に書かれている日本語の意味が理解できませんでした。

これはマズイと思い、第3問の解けない問題を放置して、第2問に取り掛かりました。
最初は問題の意味がわからなかったのですが、「とりあえず仕訳をしよう!」と
仕訳を進めていくうちに、思いました。
「この問題、実は難しくないのでは??」
仕訳ができれば、あとは答案用紙に仕訳の内容を書き写すだけだということに気付き、全問解答することができました。

そして第3問へのリベンジです!
第2問が解けた安堵感からか、先ほどまでは理解できなかった問題がいくつも解けるようになりました。
3問ほど埋めることのできない問題がありましたが、そこは捨て問題だと自分に言い聞かせて
全ての問題の見直しに取り掛かりました。

すると、残り時間10分を切った頃です。
斜め後ろの席から「ハアハア…」と息苦しそうな声が聞こえました。
受験されていた男性の方が過呼吸のような症状になっていたのです。
机に突っ伏し、白目をむいて、とても試験を続けられるような状態ではありませんでした。
試験官の方たちが駆け寄り、「大丈夫ですか?」と確認しましたが、男性は当初、その言葉に応えることもできませんでした。
少し症状が落ち着き、男性はそのまま最後まで試験を受けていました。
おそらく試験の緊張やプレッシャーであのような状態になってしまったのではないかと思います。恐るべし日商簿記2級です。

その後、見直しを終えて、自己採点用に解答を問題用紙に書き写したところで試験終了の声がかかりました。

ある程度の手ごたえは感じていたのですが、それを大きく上回る不安に押し潰されそうになりました。
不安を拭い去る為に、普段はめったに聴かない嵐のポップで明るい曲をガンガンに車内に響かせながら、帰路に着きました。
自己採点の結果、合格点は確保できていましたが「答案用紙にずらして記入してたらどうしよう…」など合格発表を見るまで不安は消え去りませんでした。

5.反省点
本格的に過去問に取り組んだのが、試験10日前くらいでした。
圧倒的に時間が足りず、最後はかなり根詰めて勉強し、サボっていた自分を恨みました。

その苦しい時間が「もうこんなに勉強したくない」と奮起させてくれた部分もありますが、体調を崩していたらアウトなので、もっと計画的に勉強しておくべきだったと思います。


6.これから受験される方へのアドバイス
「仕訳を制するものは簿記を制す!」です。

今までの第2問は「伝票or仕訳帳たまに個別論点」という流れでしたが、今後は個別論点に切り替わる可能性が高いそうです。今回の第2問も個別論点の問題でした。

個別問題の対策は難しいです。ですが仕訳ができてさえいれば、どんな問題でもある程度の点数は獲得できると思います。とにかく仕訳の力をつけて下さい!!

あとは落ち着いて問題に取り組むことだと思います。
問題自体の難易度が低くても、初見+緊張しているとパニックに陥ります。

では、どうすれば落ち着けるのか?
私は「解く時間を確保すること」だと思います。
初見の問題や難しい問題もゆっくり解いてみれば意外と解けてしまえるものなのです。
その為には過去問を解く際に「制限時間2時間」ではなくて、「制限時間1時間15分」くらいで
解けるようにしておくべきだと思います。
そうすれば難しい問題を解く際も「まだこんなに時間があるから大丈夫」と自分に言ってあげられます!
過去問を解き始めた当初は、解けない問題や苦手な問題も多くあると思いますが何回も繰り返しているうちに自然と解き方を覚えていくと思います。
そうすると問題を解く時間もグッと縮んできますので、そのゾーンに突入するまで頑張って下さい!

7.フリーコメント
3級を併願するか迷っていましたが、先生のアドバイス通り、2級に集中してよかったです!
ありがとうございました。

===========
T木さん、貴重な体験記ありがとうございます。
試験本番実況、楽しく読ませていただきました。とてもリアルです。

どんな問題でもあきらめない事、初見の問題は考える事、難しい問題は部分点を狙う事が大事だとおもいます。

合格おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
転職もきっとうまくいきます。
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